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この本を読みました。 自己啓発系にあたる本はたぶん初めて読みました。

きっかけ

ツイッターでフォローしている人のツイートがTLで流れてきたのが目にとまりました。

感想、考えたこと

  • 人とのつきあい方の根本的な部分を「反省」した。
    • 身近な人もそうだし、会社での自分の今までしてきたことや、これからについても。
  • いかに自分が自己欺瞞を積み重ねてきたかということに気づくことと同時に、自己欺瞞に気づいた後のいまも気をつけていないと自己欺瞞を繰り返してしまいがちな自分の性質にも気づいた。
    • とにかく自分自身に自己欺瞞が無いかと問い続けることと、自己正当化をしないこと、他人が求めているものをくみ取ろうと心がけたい。
    • 今までの自己欺瞞から、あまり自分のことを社会的な人間だと思えないので、「箱に入りがち」な自分をそのようなものとして戒めたい。
    • また、気分が「なんとなく」悪い時に、箱に入りがちだと思う。そういう自分の性質もよく認識しておき、箱に入らないよう気をつけたい。
  • 周りの評価を気にするという内向きな考え方を、これからは外への働きかけに転換する・できるようになる気がする。それにより何か枷が外れたような気がする。
  • 会社などにおける、自己評価というのは、どのように考えればいいのか
    • 自己欺瞞を介在させずに自分自身を評価することはできるのか?

  • 小説風で、とても頭に入ってきやすい。
    • 登場人物のエピソードから、教訓を学べることや、心情の描写から共感を得ることができるからだと思う。
  • 内容は平易だが、たとえば僕が大学生の時にこれを読んでいたら、自分の自己欺瞞に気づくことができたかというのは、正直わからない。
    • ただ、早く出会っておけばよかったと思う一冊であることは間違いない。
  • タイトルの「小さな」という形容には意味が無い(と思う)。単に自分の「箱」でよい。
  • まだ2015年1/4だけど、年間ベストブックになりそう。